今回は「ビッグモーターなぜ潰れない?上場廃止の理由とは?社員の給料とノルマは?」と題して、ビッグモーターはなぜ潰れないのか、潰れるのか、上場廃止といわれている理由と、ビッグモーターで働いている社員の給料やノルマなども調査していきます。
ビッグモーターの不祥事が発覚し、今回はかなりの大きいニュースになりました。
不祥事とは、顧客が修理を依頼してきた際に、わざと車に傷をつけて保険金を水増し請求をしていたということなのです。
2020年以降から続けていて、1台当たり3万円を水増し請求していたとのことなんですね。
こんな不祥事が公になっているのに、ビッグモーターはなぜ潰れないのか気になります。
また、上場や株価についても気になりますよね。
不正がエスカレートしてしまった背景には、社員の給料やノルマに関しても気になります。
そこで今回まとめた内容がこちらです。
- ビッグモーターはなぜ潰れないのか?
- ビッグモーター上場廃止の理由とは?
- ビッグモーターの社員の給料とノルマは?
それでは本題にいってみましょう!
ビッグモーターはなぜ潰れないのか?
ビッグモータがなぜ潰れないのか、大きな理由は以下の通りです。
ビッグモーターが潰れない理由①車を高く買ってくれるから
ビッグモーターがなぜ潰れないのかの1つ目の理由は「車を高く買ってくれる」からです。
ネットで調べてみると、ビッグモーターの買い取り査定金額が他社に比べると高いという声が多数見つかりました。
不祥事があった会社に自分の車を売りたくない!!と考えるかたもいらっしゃるとおもいます。
しかし、このような不祥事があっても、消費者からみたら、「高く買ってもらえるならどこでもいい」というのが正直な気持ちになってしまいますよね。
なので「車をうるならビッグモーター♪」という佐藤隆太さんのCMの通り、買い取り金額を重視して、ビッグモーターに車を買い取ってもらう人は減らないのかもしれませんね。
ビッグモーターが潰れない理由②会社の規模が大きいから
ビッグモーターがなぜ潰れないのか、2つ目の理由は「会社の規模が大きい」からです。
ビッグモーターは、中古車買取台数が6年連続日本一で、全国300店舗もあります。
2017年の売り上げが1738億円で、直近では5200億円と、わずか5年で3倍近い急成長を遂げています。
物価が高騰し、新車の納期に時間がかかったり、値段が日々上がってきている中で中古車を求める人が増え、中古車販売のビッグモーターの業績は右肩上がりで好調でした。
これだけ規模が大きいとビッグモーターは、そう簡単に潰れないということになりますね。
ビッグモーターが潰れない理由③不祥事は忘れられるから
ビッグモーターがなぜ潰れないのか、3つ目の理由は「不祥事は忘れる」からです。
ビッグモーターは過去にも複数の不祥事が発覚しています。
- 2016年 「営業ノルマがこなせない」と店長に100万円を払わせた疑惑
- 2021年 保険金水増し請求(2年前もやらかしています)
- 2023年 預かっていた車をミスによって炎上させた
- 2023年 ドライバーで穴をあけて不正車検
- 2023年 車検の検査の一部をせずに行政から検査指定取り消し
また、過去に大きな不祥事を起こした会社(雪印乳業の食中毒や、日本ハムの産地偽装)などをみてみると、忘れてはいなくとも、あまり気に留めていない方が多いのではないでしょうか?
最近は、ネットが普及し、ニュースなどはどこでも見れますが、反面、興味のあるものしか見ないという方も多いようです。
人の噂も七十五日で、ビッグモーターの不祥事も、2.3か月すると忘れたり、気に留める方も少なくなってくると考えられますよね。
そう考えると、ビッグモーターを利用する人は一時的に減ったとしても、また戻ってくるかもしれませんね。
ビッグモーター上場廃止の理由とは?
ビッグモーターが上場廃止しているという噂がありますが、そもそもビッグモーターは上場していません。
なので、株の大暴落などはありませんし、幾ら調べてもビッグモーターの株価は出てこないのです。
これだけ大きな会社なのにどうして上場してないのか、確実は理由は分かりませんが、そもそも以前から問題がちょこちょこ発覚しているので、社会的信用や社内のコンプライアンス的な所で上場が通らないのだと考えられます。
ちょこちょこと発覚している不正は以下のとおりです。
- 2016年 「営業ノルマがこなせない」と店長に100万円を払わせた疑惑
- 2021年 保険金水増し請求(2年前もやらかしています)
- 2023年 預かっていた車をミスによって炎上させた
- 2023年 ドライバーで穴をあけて不正車検
- 2023年 車検の検査の一部をせずに行政から検査指定取り消し
上場廃止の噂については、子会社の『ハナテン』が一時上場していたのですが、上場後にビッグモーターに買収され、『上場廃止』となったことが、「ビッグモーターが上場廃止」というような噂になってしまったようですね。
ビッグモーターの社員の給料とノルマは?
ビッグモーターの社員の給料やノルマを以下にまとめました。
ビッグモーターの社員の給料は?
ビッグモーターの年収の平均は399万円です。
ちなみに平均年齢は29.9歳です。
基本給は低く、毎月の成果(車検予約獲得数)によって、別途マージンが支給され、年収範囲は250~1000万円程になるようです。
以前ビックモーターに勤めていた人間です。 ハッキリ言ってここはブラックだと思いました。 何故なら退職金、そしてボーナスもないに等しいくらいでした。 また、減給制度もあり週休みなどあるかないかの現状でした。 1日平均14時間・・・でならまだしてもそれ以上もありました。営業手当という形で元から残業代は5万支給されますが 1ヶ月の残業は余裕で60時間は超えている観点からすると、それ相応に支払われていない状態でした。
Yahoo!知恵袋
退職金もボーナスも雀の涙程度。
60時間の残業で5万円の営業手当のみだとすると、自給換算するとアルバイト以下ですね。
基本給は低いので、賞与はあまり期待しないほうがいいです。成績がすごくよければそれなりにもらえると思います。
【転職会議】 (jobtalk.jp)
売った分だけインセンティブが支払われる。しっかり給料に反映されるので稼ぎたい人にはおすすめ
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週休2日は、販売台数が伴わないと冷ややかな視線で見られ、月に3.4日ほどやすめれば良いほうです。毎日朝8時に出社し、昼食は20分程度、帰宅は平均22時です。
転職会議 (jobtalk.jp)
給与は販売や買取台数に応じて上がっていくので良い。ただそれなりにしんどい。売れる人間が昇進していく環境は、まさに営業会社。
転職会議 (jobtalk.jp)
ビッグモーターは、基本給は低いのですが、契約が取れた分が成果となりお給料に反映される、成果主義の会社のようですね。
その成果が、不正をしたり、他人を蹴落としてでも得られるのであれば、自分のお給料に、そのまま反映されるという感じなのでしょう。
競合他社と社員の平均年収のみを比較すると標準的なのかなぁと感じます。
- ガリバー 平均年収404万円(平均年齢33.6)
- ネクステージ 平均年収368万円(平均年齢29.6)
- ビッグモーター 平均年収399万円(平均年齢29.9)
しかし、残業が多く、有休もとれないのは確かなようですので、平均年齢をみると、退職する方も多いようです。
家庭を持ったら、夜も遅く、家族の行事などに参加も難しいようなので、既婚者が働くのは難しかなぁと感じます。
ビッグモーターの社員のノルマは?
ビッグモーターの社員の「ノルマ」というのはないようですが、店舗によって目標があり、その目標を達成することが求められているようです。
元ディーラー営業ですけど ノルマはなかったですよ あるのは目標。必達の。 そして報奨金という名の歩合給 月8台が基準台数だったから それ以下だと基本給だけ
– Yahoo!知恵袋
ノルマはないにしても、目標を課せられた営業にとっては、きつい課題になるのは確かですよね。
残業・パワハラがすごいです。ひどい上司に当たるとひどい悪口をいわれたり怒鳴られます、何万も自腹で払えと強要されます。
転職会議 (jobtalk.jp)
上司によっては、過度に詰めたり、言葉遣いが悪いかたもいらっしゃるようですね。
恐らく、この上司たちも、そのようにパワハラを受けてきたために、部下にもそのように接してしまうのかなぁと思います。
なので、これが当たり前になっている、このような社風なんだと考えられますね。
新卒中途採用関係なく研修や教育環境はおろそかであり、先輩方も多忙であったため支店長からのお叱りも多く本質的に業務に向き合うことが困難であった。
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なにも分からずに、罵声をあびせられたり、成果を求められるとしたら、不正をやって成果をだしてしまう背景があってもおかしくないですよね。
まとめ
今回は「ビッグモーターはなぜ潰れない?上場廃止の理由とは?社員の給料は?」題して、ビッグモーターはなぜ潰れないのか、潰れるのはいつなのか、上場廃止といわれている理由と、ビッグモーターで働いている社員の給料や優遇なども紹介しました。
いかがだったでしょうか?
ビッグモーターがなぜ潰れないのかの理由は①車を高価買取してくれるから②会社の規模が大きいから③不祥事は忘れられるからです。
また、ビッグモーターの上場廃止の理由はなく、もともと上場していませんでした。
よって、株価の暴落もありません。
また、社員の給料は基本給は低いのですが、成果によっては多く貰えるということでした。
ノルマはなくても、「成果をあげなければならない」というプレッシャーは大きかったようです。
成果を果たすために、残業は当たり前で、休日もあまりないようです。
ビッグモーターの不祥事に関しては、修理費用の水増しをされても顧客は気付きませんよね。
被害者であれば相手の保険金から払われますし、加害者だとしても、修理費用によって保険金ががあがるわけではなく、1回の事故によって月々の保険金が上がるので、わざと車に傷つけて修理費があがったとしても、修理費用は保険会社が払うので「最終的にキレイに直せばいい!」ということになるのです。
ここ最近中古車の業績が伸びて、ビッグモーターも大きく業績をのばしていました。
しかし、その背景には、不正な修理や、社員の基本給は低く、+成果主義で支払われていることがあることがわかりました。
以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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