今回は「池江璃花子/骨髄移植ドナーは兄姉?病院はどこ?完治した?」と題して、水泳日本代表の池江璃花子選手が、白血病で骨髄移植のために通院していた病院やドナーについて。そして池江璃花子さんが完治したのかを調査していきます。
白血病という大病を患いながらも見事に復活を果たした池江璃花子さん。
本人の努力もすごいと思いますが、なぜこんなにも早く白血病が治ったのでしょうか。
スムーズな骨髄移植が行われたのはドナーが兄姉だったからなのでしょうか。
そして、池江璃花子選手が白血病治療のために治療・骨髄移植をした病院はどこなのでしょうか。
そこで今回まとめた内容がこちらです。
- 池江璃花子の骨髄移植ドナーは兄姉?
- 池江璃花子が骨髄移植した病院はどこ?
- 池江璃花子は骨髄移植で完治した?
- 骨髄移植のドナー登録について
それでは本題にいってみましょう!
池江璃花子の骨髄移植ドナーは兄姉?
池江璃花子さんの骨髄移植ドナーが兄や姉だったのかは公表されていません。
しかし、池江璃花子選手は造血幹細胞移植までの経緯がスムーズかつスピーディだったこともあり、兄か姉から移植を受けた可能性が高いのではないかと推測されています。
なぜなら、骨髄移植をする場合は、ドナーの方と血液中のHLAの型が一致する必要があります。
HLA型の一致率は、兄弟間だと30%の確率で一致すると言われており、両親との一致率は意外にも低く、ほぼ0%といっても過言ではないくらいの確率だそうです。
また非血縁者の方の場合数百~数万分の1の確率であり、一致するドナーが見つかるまで待たなくてはいけません。
よって、池江璃花子選手は兄か姉から移植を受けた可能性が高いのではないかと言われています。
今後ドナーについて池江璃花子選手から何か発言される可能性は低いと思われますが、お兄さんかお姉さんのHLA型が幸運にも一致したのではないかと思っています。
池江璃花子が骨髄移植をした病院はどこ?
池江璃花子さんが白血病のため骨髄移植をした病院がどこなのか、確かな情報を見つけることはできませんでした。
しかし徹底的に調べたところ、池江璃花子さんが骨髄移植をした病院は、慶應義塾大学病院であることが濃厚だと考えられました。
なぜなら、週刊誌で以下のように報じられていたからです。
もともと入院していた病院から、都内にある日本屈指の私立総合病院『A』に転院しました。今はその無菌室に入って治療を受けているそうです。そこは白血病の最新治療が受けられることで知られていて、臨床結果も圧倒的に多い。しかも骨髄移植にも積極的で、白血病治療の名医がいるらしいんです。
https://www.news-postseven.com/
実はこの病院、2017年6月に乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)が信頼を寄せた病院でもある。
「麻央さんはスピリチュアルな治療も含めてさまざまな治療法を試し、ずっと手術を拒否していましたが、Aへの転院を機に、ようやく手術を受ける決断をしました。ブログを開設し、抗がん剤治療や放射線治療を受けている様子を明らかにし始めたのも、Aに入院してからのことでした」(麻央さんの知人)
https://www.news-postseven.com/
池江璃花子さんが転院した『A』には白血病の名医がいるということなので、同じ病気を抱えている方たちにとっても知りたい情報ですよね。
これによって、病院『A』は、都内の私立の病院で白血病の名医がいて、白血病の最新治療が受けられることが明らかにされました。
そして、何よりも、小林麻央さんが通っていた病院だという事です。
小林麻央さんは、様々な病院に転院していたという事実があり、都内の病院としては以下があがってます。
- 山王病院
- 聖路加国際病院
- 東京大学医学部付属病院
- 虎ノ門病院
- 慶應義塾大学病院
このなかでも、小林麻央さんの治療方針を大きく変えたのが慶應義塾大学病院といわれています。
また、女性自身の紙面では、以下のようにも報じられています。
「白血病の治療といえば、国立がん研究センター中央病院や虎の門病院が有名です。移植の専門チームもいます。しかし、池江さんが転院したのは別の病院。前の病院に比べて圧倒的に臨床結果がありますし、骨髄移植にも積極的。施設面でも充実していますし、何より白血病治療の名医がいると評判なのです。池江選手は一日も早い回復を目指して、転院を決意したそうです」(医療ジャーナリスト)
池江璃花子 回復目指し転院…白血病名医で知られる有名病院へ | 女性自身 (jisin.jp)
こうしてみると、国立がん研究センター中央病院や虎の門病院ではないと断定できます。
よって池江璃花子さんが白血病治療のために骨髄移植をうけた病院は慶應義塾大学病院であることが濃厚と考えられます。
池江璃花子さんは、造血幹細胞移植をおこなったという事なので、主治医は加藤淳医師なのではないでしょうか。
池江璃花子は骨髄移植で白血病が完治した?
池江璃花子さんは白血病の治療のため骨髄移植を受けて4年目なので、あと約1年で完治とみなされるでしょう。
病状が落ち着いている「寛解」を5年間維持して、ようやく完治とみなされますので現在の状況は完治ではなく『寛解』状態ということになります。
池江選手は約10ヶ月の入院生活を送り2019年12月に無事退院をされました。入院中、抗癌剤治療による合併症を引き起こし造血幹細胞移植を受けたと発表しました。
一般的に、移植後は合併症を引き起こしたりまたは白血病が再発するという不安があり、長期的な治療が必要です。
筋力や体力も落ちてしまうため、専門家からは東京五輪への出場は無理ではないか・・・という見方をされていました。
しかし、奇跡的な回復力で復帰を果たした池江璃花子選手は、見事に東京五輪に出場しました。
現在の池江璃花子選手を見ているとパワーに満ち溢れており、白血病であったことを忘れてしまうくらいですよね。
きっとこのまま病状は安定し続け、必ず完治されるのではないでしょうか。
骨髄移植のドナー登録について
骨髄バンクの登録は、日本骨髄バンク から登録が可能です。
登録窓口へ行き、申込書を記入し、登録窓口で医師の問診後に2mlの採血を行い、HLA型を登録して完了です。
登録後に患者さんと適合すると、SMSと郵送で適合通知が届きます。
ドナー登録できるかたの要件は以下の通りです
- 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
- 年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
- 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
登録は無料です。
骨髄提供のための検査や入院の費用、交通費はかかりません。
(登録の際の交通費は自己負担となります。)
登録は無料です。
提供のための検査や入院の費用、交通費もかかりませんが、術前と術後に検査があり、採取翌日の症状として「38度以上の発熱」や「排尿時の痛み」が伴う場合があり、通常2~3日間の入院が必要です。
ドナーになると、検査や入院のため仕事や学校を休むなど日程を調整いただく必要があるため、休みの取得や経済的負担の軽減に役立つ制度もあります。
骨髄バンクのドナーの年間の新規登録者数は、競泳選手の池江璃花子さんが白血病を公表した2019年には、59994人と急増しましたが、2022年はコロナ禍ということもあり28198人と半減しました。
兄弟がいる方は30%の確率で一致するとはいえ、一致しなかった場合は、非血縁者の方の中からドナーを見つけなくてはなりません。
一致する確率は数百~数万分の1の確率と言われています。
よって、骨髄移植を必要としている方の命を救うためには、名医も必要ですが、より多くのドナー登録が必要といえます。
まとめ
今回は、「池江璃花子の骨髄移植ドナーは兄姉?病院はどこ?完治した?」と題して紹介しました。
いかがだったでしょうか。
池江璃花子さんが白血病治療のための骨髄移植をした病院は公表されていませんが、慶應義塾大学病院であったことが有力です。
また、池江璃花子さんの骨髄移植までの経緯がスムーズかつスピーディだったことから、ドナーは、兄か姉だった可能性が高いと推測されています。
白血病が完治をしたのかついては、病状が落ち着いている「寛解」を5年間維持して、ようやく完治とみなされるので、現在の状況は完治ではなく『寛解』状態ということになります。
今年で4年目なのであと1年で完治となるでしょう。
白血病患者を救うための骨髄移植のドナー登録は、年齢や健康状態の要件や、学校や仕事を休むなどの日程の調整が必要ですが、骨髄移植を必要としている方の命を救うためには、より多くのドナー登録が必要となります。
池江璃花子選手の活躍により、またドナー登録者が増え、多くの命が助かる可能性が増えるかもしれませんね。
今回は以上になります。
最後までごらんいただきありがとうございました。
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